信夫中学校日誌

東日本大震災追悼集会

本日 午後から東日本大震災追悼集会を行いました。

東日本大震災の被災地を中心に,民話や史実を紙芝居で伝える活動に取り組んでいる,伊達市保原町在住の菅野さん夫妻にお越しいただき,紙芝居を2話上演していただきました。

東日本大震災の当日,いわき市の高校2年生工藤盛人君(当時17歳)が,介護が必要なお年寄りら5人の避難を手伝った後,津波にのまれ亡くなってしまいました。一つ目は,その勇敢な行動を語り継ぐ話です。

二つ目は,「命のおにぎり」です。これは2014年の2月に,大雪で国道(四号線松川町付近)で立ち往生した車のドライバーに,東京電力福島第一原発事故で避難中の飯舘村民が,仮設住宅からおにぎりの炊き出しをした話です。

どちらの話も,子どもたちの心にしみる話でした。

こうして伝えていくことが,生きている私たちの責務だと,あらためて考えさせられました。

ぜひ,詳しい話を子どもたちから聞いてみてください。

  14時46分 黙とう                            お礼の言葉