分散登校開始。元気をもらいました!
本日23日(木)と24日(金)の2日間、分散登校を行っています。午前9時から1時間刻みで各学級3人~6人ずつ、密にならないよう登校し、担任の先生と健康・学習の様子をお話し、課題の進捗状況等を確認します。そして、5月6日(水)までの臨時休業延長中の課題を持ち帰るようになっています。
教室で担任の先生等と話した後は図書室に行き、休業中に読む本を全生徒が借り、家に持ち帰りました。早寝・早起き・朝ごはんの徹底に合わせ、各家庭で読書への積極的取組について保護者からもひと声おかけください。
また、図書室では、今後、万が一、コロナ感染状況が悪化した場合にオンライン授業の実施が可能なのかどうか、各家庭のネット環境について調査を行いました。
現在、臨時休業期間中は時間割を決めて各自家庭で課題に取り組んでいるものと思いますが、今後、臨時休業期間が万が一延長となった場合、授業時数の問題もさらに大きくなります。そうなった場合には、ネットでのオンライン授業も視野に入れなければならない状況も生じてきます。
今回の調査では、「自分専用のスマホ・タブレット・PC・メルアドの有無とWi-Fi環境の有無について調査を実施しました。中には「メルアドとかWi-Fiとか言われてもよくわからない・・」という生徒もいました。
また、これまで学校ではスマホや携帯は中学生には必要なしという方針で指導をしてきましたので、当然、専用機を買い与えているご家庭は多くはないと考えています。今、文部科学省や地方自治体では、全生徒にタブレットを貸与し、オンラインで授業等を行えるようにしていこうという検討もされ始めています。ただ、タブレットを配ったとしても、Wi-Fi環境を全ての家庭に整備するのは難しい部分があるように思います。財政面での問題もありますので、学校単独での整備はとても困難なことですので、今後の動向によっては、各家庭のネット環境を把握しておくことが迅速な対応につながるものと考え調査を実施しています。
生徒と保護者、ご家族の皆さんには、なにより自分自身が感染したり、あるいは症状がない感染状態で誰かに感染させるようなことにならないよう「手洗い・消毒」「早寝・早起き・朝ごはん」「密の場所に行かない」こと等を守って、しばらくは我慢の生活を続けることが必要だと思います。
いずれにしても、分散登校により元気な生徒の笑顔が見られたことで、教職員にとっては大きなエネルギーをいただいたことだけは事実です。
一日も早く新型コロナウイルスの感染状況が改善に向かい、通常の教育活動が実施できるよう自分自身の行動を律しながら心から祈るばかりです。