今日は『防犯教室』
本日の6校時は、防犯教室が行われました。
防犯の対象というものはいろいろあります。
登下校中の不審者による声かけ事案や誘拐、通り魔に襲われたり・・・。
学校生活の中でも、校舎への侵入・・・。
家にいても同じです。強盗の被害に遭われたり・・・。
そのような中で、今日はインターネットの普及や情報化社会を迎え、
新しい犯罪から被害に遭わないようするための勉強でした。
SNSによる詐欺や恐喝、そしてネットによるいじめ等について
福島警察署生活安全課の署員の方から講義を頂きました。
講義の中で、
メールのやりとりの場面が紹介されました。
メールを送った側は、
(映画に)「なにで行くの?」と「交通手段」を尋ねたつもりでした。
ところが、メールを受け取った側は、「なんで行くの?」
(どうして、あなたと映画に行かなくちゃならないの?
=嫌だ、あなたとは行きたくない)
という受け取り方をしてしまいます。大きな勘違いです。
結果、メールを送った相手に対して、
メールを受け取った相手による無視やいじめに発展し・・・。
「なにで」を「なんで」という読み方ひとつ違っただけで、
このような最悪の結末となってしまい、まるで小説です。
やはり、会話は文字ではなく、面と面をつきあわせて行うことで
誤解や間違いを防ぐことができると感じました。
他にも、この夏、市内で実際に起こった犯罪に巻き込まれた
事案などを、話せる範囲で紹介して頂きました。
子ども達には少し刺激が強すぎたかもしれません・・・。
しかし、SNS上で起こりうる犯罪について、正しく理解し、
スマートフォン等の情報端末を正しく利用することは、
自分の身を守ることにつながり、自分の将来も守ることになることを
しっかり理解できたので、とても良かったと思います。
最後に、今日の運営の大部分を生徒会本部の生徒に委ねたのですが、
「生徒会が行うのに出会ったのは飯野中が初めてです。」とのことでした。