学校再開に向けた健康管理の徹底と準備を!
来週22日(水)からの再開に向け、各ご家庭では学校だより第2号でお願いした生徒(家族も含めて)の検温をはじめとした健康観察のさらなる徹底をお願いします。
本校では、3月末の部活動Warming Up Week開始時から、生徒に「検温チェック表」を配付し、毎朝の検温の実施をお願いしていました。臨時休業中についても継続して実施いただいているものと思います。
国からのガイドライン
(1)体温37.5度が風邪様症状の発熱の一つの目安ですので、越えた場合には「感染の可能性があるかも・・・」と考え、「積極的休養」を取る
(2)その後、発熱が4日以上続いた場合や倦怠感(だるさ)、息苦しさ、味覚・嗅覚の異常等がある場合には、接触者・帰国者センターに相談・対応
(3)万が一家族に感染者が発生した場合や、生徒が感染確認となった場合については、即、専門機関の指示による対応
(4)生徒が濃厚接触者として認定された場合は、最低でも2週間の健康観察期間をとり、PCR検査の陰性結果が出るまでは自宅・施設・病院等での待機
こうした積極的休養や健康観察のための待機期間のお休みについては、インフルエンザ等と同じく出席停止となります。感染している可能性や感染を拡大する可能性があることから、人との接触を避けるための休みです。その間、風邪様症状が収まったり、特に悪い症状がなければ、自学をしたり、ネット学習教材等を使ってどんどん学習を進めて構いません。
感染リスクについては、今、日本国内で生活している誰しもが、同じ確率の感染リスクを背負っています。家族に感染者との濃厚接触者がいる生徒も、そうでない生徒も、感染の可能性は同じです。
例えばコンビニに買い物に行った時に、売り場や出入口ですれ違った誰かが症状のない感染者だったり、あるいは自覚のない濃厚接触者かもしれません。あなたが出入口の取っ手を触った時、あなたの前に触れた人が感染者で、くしゃみを手のひらで抑えた直後にドアに触れたかもしれません。まさに、そこであなたの手にウイルスが付着する可能性は、全員が同じなのです。大切なのはそこから先、ウイルスが自分の手を媒介として体内に入らないように、手で顔(手・鼻・口などの粘膜部分)に触れないようにする、帰宅後すぐに手洗いする、こまめに消毒する、ウイルスをやっつけられるように早寝早起き朝ごはんと適度な運動で免疫力を高めておくこと等の対策を地道にかつ徹底的に行うことが大切です。
「どこどこの店で感染者が出た」とか「だれだれが感染した」とかいう噂話が広まっている地域もあるようです。又聞きや出どころのわからないいわゆるデマ情報に流されたり動揺したり、むやみに恐れたりすることなく、一つ一つの感染予防対策をしっかりと実施し、自分の健康状態をきっちりと把握し管理してください。感染の可能性は全員に同じく、もちろん自分にもあることを自覚し、マスク着用等の感染防止策の徹底が大切です。
保護者の皆様には、休業期間中の生徒の行動、そして学校再開後の放課後等の行動、特に他の人との接触の実態を把握しつつ、検温を中心とした健康観察と早寝早起き朝ごはんの徹底を通した健康管理、そして手洗い・消毒をお願いします。また、マスクがなかなか手に入らない状況もありますので、手作りマスクを作っていただくのも学校再開への準備となりますのでよろしくお願いします。