飯野中学校日誌

3年生から後輩へのメッセージ

 

今朝、朝読書の時間に生徒会本部の3年生が1年生の2クラスにお邪魔し、先輩からのメッセージを伝えてくれました。

概要は、学校だよりに掲載されていますので、そちらをごらんください。

内容は、「夏休みをどう過ごすか」「中学校1年生の生活・学習がいかに大切か」ということでした。

 3年生から、1年生の夏休みの失敗談も交えた話がされました。

◎ 夏休みの過ごし方がだめだと、そのまま2学期以降もずるずるとだめな生活につながってしまうこと。

◎ 夏休みこそ、自分で自分をコントロールして生活することが大切な時期であること。

◎ 3年生から見ると、1年生がうらやましい。今から3年間がんばれば、進路の選択が幅広く自由にできるようになる。1年生のときにしっかり取り組まなかった教科の評定が、今からは変えることが絶対にできない。今、後悔してもどうにもならないので、1年生のみんなは、今からがんばれる、今から自分でどうにでもできる可能性にあふれているので、とてもうらやましい。

 3年生からは、今だからこそ言える切実な思いが伝えられました。中学校卒業とは、一人ひとり異なる新たな進路に向けて、一人ひとりが自分の思い・夢に沿って選び、自分の力で合格を勝ち取るときです。これまでの生活では経験したことのない「高校受験」という手ごわい壁を越えなければなりません。

 1年生にとっては、遠い未来のように思っているかもしれませんが、中学校の3年間は本当にあっという間です。また、2年生にとっては、もう来年のことです。

 今日の3年生からの熱いメッセージをしっかり受け止め、未来を見据えて、この夏休みを充実させてください。充実させるといっても余計なことをたくさんしろというわけではありません。一人ひとりが立てた計画に沿って、一日一日やるべきことを一つ一つこなしていくだけのことです。33日間の夏休みは1日×33日です。一日一日、その中の1時間1時間、そして1分1分で「今何をすべきか」を考えて行動することで、できることだと思います。

50分ごとに区切られた授業では、強制的に学習に取り組ませられますが、夏休みは自分をコントロールする力が試されます。やらない日が積み重なって溜まってしまう前に、ご家庭でも気づいたらすぐに声をかけてください。

学校を離れた家庭での夏休みの生活・学習を、一日一日規則正しく、やるべきことをやる33日間にしていきたいですね。

よろしくお願いします。