飯野中学校日誌

今日は『放射線教育講演会』

 本日の午後は、市役所職員の方2名と、市内で

竹内こどもクリニックを経営している竹内先生を講師に、

『放射線教育講演会』を実施しました。

 放射線について、正しく理解し、しっかりとした

知識を身につけておくことが、これから大人になる

子どもにっては、とても大切なことだとお話していただきました。

 あまり良い話ではありませんが、農産物等の風評被害がそうです。

そして、このことは、場合によっては、

農産物がいつしか『福島の人』になってしまうものです。

 実際に、ありました。震災後に福島から転校した子どもへの

いじめが大きくニュースになったのを覚えているでしょうか?

 今は福島にいるから感じることはないでしょうが、

将来的に福島を離れた場合には、十分に考えられることです。

そのときに、放射線について正しく理解していて、

たくさんの知識を身につけておけば、

それを堂々と相手に話し、理解を求めたり、

正しく説明できたり、論破させることもできるでしょう。

 また、竹内先生はこうも言っていました。

現在行われている、ホールボディカウンターによる

内部被爆の検査やガラスバッヂによる放射線量の測定は

自分の身と将来を守ってくれるものであると。

これらの検査結果が被爆していない、健康であるという

何よりの証拠になるとのことで、確かにその通りだと思いました。。。

 子ども達の様子を見ていると、メモを取ったりするなど、

今日も一生懸命に話を聞いていた生徒が多かったです。

とても勉強になった午後の2時間でした。