地域学校保健委員会より
1月22日水曜日、飯野小学校において、飯野中学校区の地域学校保健委員会を開催しました。
この会は、飯野地区の幼稚園・保育所、小・中学校の子どもたちの健康問題の解決や健康づくりに関して、学校、
家庭、地域・関係機関が協議を行うとともに、連携・協働して子どもの健康を守ることを目的に設置しています。
今回は、飯野小・中学校におけるメディア使用と健康の実態及び、今年度の幼稚園・保育所、小・中学校で実施
したメディアコントロールの取組の結果について報告するとともに、学校医、学校眼科医の先生方よりメディア
使用による健康問題についての見解等をいただいた後、3つのグループに分かれて協議を行いました。
グループ協議では、「子どもたちのよりよいメディア使用のために私たちができること」というテーマのもと、
「学校、家庭、地域がそれぞれの立場でできること・行ってほしいことは何か」について積極的な話合いが行わ
れました。
その後、協議内容を踏まえて学校医の先生からは、「メディアの長時間使用がなぜダメなのか、きちんと理由を
伝え、家族みんなでメディアコントロールに取り組むこと、メディアに代わる楽しみを見つけること、より大き
な組織でメディアの問題に取り組んでいくこと」、次に学校眼科医の先生からは、「今日のような話合いを生か
して、少しずつ改善していくこと」、栄養教諭の先生からは、「メディアと食について、スマホを使用しながら
の食事は消化機能を低下させ肥満になるリスクが高まったり、利用時間が長くなると生活リズムが乱れて、睡眠
不足による食欲不振や体調不良になったりすること」、福島市地域担当保健師の方からは、「幼稚園・保育所、
小・中学校でのメディアコントロールの取組を健都ふくしま創造事業飯野地区推進委員会として、飯野地区全体
に広げていきたい」という内容のご指導やご意見をいただきました。
学校・家庭・地域が連携・協働し、みんなでメディアに関わる諸問題から子どもの健康と安全を守りましょう。
【地域学校保健委員会の様子】