こっこどり

 飯野町で昔から続いている行事に、「こっこどり」というものがあります。子ども達が「こっこどり」になって、家々をまわり、おかしなどと一緒に家々の厄をほんの少しずつ預かって、厄を「とばす・はらう・ながす」お仕事をしていくのです。例年ですと、「こっこどり」の今夜、飯野の町には「こっこどり」たちの元気な「コッコッコッコッ…」という声が響き渡るのです。でも、今年は残念ながら中止に。そこで、飯野町商工会青年部のみなさんが、学校に来て「こっこどり」の行事を行ってくれました。飯野小を代表して、1年生がかわいい「こっこどり」になり、「コッコッコッコッ…」と言いながら青年部のみなさんからお菓子をいただきました。商工会青年部のみなさん、どうもありがとうございました。

 きっと、今日は、飯野町それぞれのお家から、「コッコッコッコッ…」の声が聞こえてくるのではないでしょうか。このコロナの厄が早くとんで行ってくれることを願うばかりです。