飯野小の機織り機

 ご縁があって今年の6月に飯野小にやってきた機織り機。8月には組み立てられ、今では、絹糸が仕掛けられ実際に機(はた)を織ることができるようになっています。そのたたずまいからは、先人の思いや温かみを感じとることができます。 

 今日は、機織り機の持ち主であった引地雪江さんが、梁川から来てくださいました。

 雪江さんが幼い頃から身近にあった機織り機。雪江さんのお母さん、おばあさん、その前から伝わっている織機だそうです。雪江さんの思い出がどれほど詰まっているのか計り知れません。

 雪江さんもご家族の方々も、間を取り持ってくださった方々も、飯野小に置かれていることを喜んでくださいました。大事にお預かりいたします。たくさんの子どもたちが機織り体験を通して、昔の知恵や技、当時の暮らしなど様々な学びができるよう活用していきます。