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避難訓練・煙体験を行いました。

 福島南消防署信夫分署の消防署員の方をお招きして,避難訓練・煙体験を行いました。訓練は荒井小学校の理科室から出火したという想定で進めました。どの子供たちからも真剣に本気になって取り組む姿が見られました。

 消防署員の方のお話では,今年は昨年度よりも火災が多く発生しているとのことです。火で命を落とす人よりも火災時の煙で命を落としてしまうことが多いので,煙をできる限り吸わない方法を詳しく教えていただきました。
 次に,理科室にて煙体験を行いました。目の前も見えなくなってしまう煙の恐ろしさを感じることができました。実際の火災では,真っ黒い煙であることを知って子供たちは火災の恐怖をあらためて感じていました。姿勢を低くして,なるべく煙を吸わないで移動することを学びました。

 それぞれの家庭に設置してある住宅用火災警報器ですが,寝室への設置はされているでしょうか。各ご家庭で設置場所を確かめて,寝室への設置をお忘れなくと,消防署の方からお話をいただきました。また,バッテリー切れを起こしていざというときに作動しなかったということがあるそうです。定期的にバッテリーの点検を行うことも大切なのだそうです。これから火災が増える季節ですが,最近の傾向として電気関係の火事が増加しているとのお話を伺いました。コンセントにほこりがたまっていてそこから発火することがあるそうです。特に見えない場所のコンセントを年に1,2回掃除することで火災をぐっと減らすことができるという話もお聞きしました。家族みんなでそれぞれのコンセントを確認して,火災を予防することも大切ですね。