幼稚園ブログ

「むっくりくまさん」をして遊びました

 ちゅうりっぷ組では「むっくりくまさん」(鬼ごっこ)をして遊びました。

 円の中にいるくま(先生)は、子どもたちが歌う「むっくりくまさん」の歌が終わると目を覚まして追いかけてきます。みんな、歓声を上げて逃げます。顔をこわばらせて本当に怖がる子や半べその子もいます。なので、先生は最初のうちは誰もつかまえません。「悔しいなぁ、みんなの足は速いなぁ。」悔しがってみせると、子どもたちは「私たちの勝ちだー!」と近くの子と喜び合います。こわばっていた顔も少しずつ緩んでいきます。

 みんなで歌う、みんなで逃げる、みんなでスリルを味わう。「みんなで」を繰り返すうちに遊びが楽しくなり、クラスの友達にも意識が向いていくようです。

 みんなで「むっくりくまさん」をした後、先生がさりげなく、くまのお面を置いておくと、友達を誘って自分たちで「むっくりくまさん」を始める子もいました。