福島市立清水幼稚園
登園日、とても楽しみです
明日12日(火)は、年少のちゅうりっぷ組の子どもたちの登園日です。そして、14日(木)は、年長のひまわり組の子どもたちの登園日です。本当に楽しみです。
先生方は、テーブルやイスの消毒をしたり、園庭の畑にジャガイモを植える準備をしたりして、待っています。ひらがなのおけいこのシートなども配布できるように用意してくれています。子どもたちが楽しく踊れる曲も選んだりして、準備は万端です。絵本の貸し出しの準備もできました。池で釣ったザリガニもいます。
休園が延長され、我慢の時期が続きますが、そういうなかにも、何かできることを見つけたり、楽しいことを考えたりできればいいなと思っています。
以前に紹介した『クマのプーさん』(A.Aミルン作)の終わりのところに、プーさんとコブタさんのこんな会話があります。
森のなかでおこなわれたパーティーからの帰り道、コブタとプーは、夕方の金色に輝く光のなかを、並んで歩いています。二人は長いこと何にも言いませんでした。でも、とうとうコブタが言いました。
「プー、きみ、朝おきたときね、まず第一に、どんなこと、かんがえる?」
「けさのごはんは、なににしよ?ってことだな。」と、プーは言います。
「コブタ、きみは、どんなこと?」
するとコブタは、こう答えます。
「ぼくはね、きょうは、どんなすばらしいことがあるかな、ってことだよ。」
プーさんの答えは、ハチミツが大好きなプーさんらしくていいですね。そして、未来を信じるコブタさんも素敵です。目の前が開けたような明るい気持ちになって、元気が出ます。
今週の登園日、久しぶりに、園庭や遊戯室に子どもたちの歓声がもどってきます。今から楽しみで仕方がありません。 (文責 園長 佐藤一男)
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