たしざん 1年生 算数科
2025年10月27日 14時00分「たしざん」(1位数どうしの繰り上がりのあるたし算)を学習している1年生。
3組は、今日の2校時、「3+9」の計算の仕方について考えました。
前の時間までは、「9+4」のように、足される数が大きい場合のたし算でした。
この時間は、3+9。 足される数より、足す数が大きい場合のたし算です。
「後ろの数が大きいときは、どうやって計算するのかな?」
ただ単に足し算して、答えを出して終わるのではなく、10のまとまりを作ることに着目して計算の仕方を考え、説明することがねらいです。
子どもたちは、これまでに学習した「8+3」や「9+4」のやり方を思い出しながら、「10 のまとまりをつくればいい。」との見通しをもとに、さくらんぼ計算式で表したり、ブロックをつかったりしながら考えました。
自分なりに解決できたところで、次はお隣さんと比べっこ。
「ぼくは、9を7と2に分けて10のまとまりにしたよ。」
「同じだね。」
「わたしは、前の数字の3を2と1に分けたよ。」
「ぼくは後ろの数字の9を分けたよ。どっちでもいいのかなぁ?」
自分とは違う意見に出会うと、もやもやします。
そう、その「もやもや」が大事。確かめたくなるもんね。
全体での話し合いでは、自分が考えたやり方を発表するとき、「3を1と2にさくらんぼで分けます。1と9をピーナッツにして10。10と2で12です。」
または、「9をさくらんぼにして7と2に分けます。3と7をピーナッツにして10。10と2で12。」と、「さくらんぼ」「ピーナッツ」といった学習用語が定着し、これまでの学習をふまえて、順序よく話すことができました。
3組でも、お友だちの意見の続きが言えたり、同じやり方でも自分の言葉で説明できたりする子がたくさんいました。発表の時、お友だちの話をしっかり聞いているからですね。
全体で2つのやり方を比べ、考え方の共通する部分を考えて「前の数を10にしても、後ろの数を10にしても、どちらも10のまとまりを作っているところは同じ。」ということに気づくことができました。
また、「小さい数の3を2と1に分けて、9に1をたした方が、かんたん。」という、計算の工夫にも気づき、みんなで確認することもできました。たいしたもんだ。
3組さんも、よくがんばりました。その調子で!