はきものをそろえる 4年生の姿から
2025年12月8日 12時30分12月はじめ、ある日の下校時、児童昇降口で子どもたちの見送りをしていたところ、4年生の数人が、いくつもの靴箱に、次々と手を入れているのが見えました。
「んっ!?」と思い、「何しているの?」と尋ねると、「靴そろえです。」との返答。
その後、「靴そろえ」をするようになったいきさつなどを尋ねたところ、担任の先生から、靴をきれいに揃えて靴箱に入れることのよさについてのお話があり、気がついた人が、乱れている靴があった場合には、きれいにそろえる取り組みをするようになったとのこと。
そういえば、以前勤務した学校の昇降口に、こんな詩が掲げられていました。
『はきものをそろえる』
はきものをそろえると こころもそろう
こころがそろうと はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに こころがみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人の心も そろうでしょう
「はきものを揃える。」日常の小さなことですが、はきものを揃えられる人は、心を落ち着かせてけじめを付けることができる人、自分の行動を振り返ることできる人、他の人がどんな気持ちになるかを考えられる人でしょう。
令和7年のカレンダーは、もう残りわずか。
4月からの生活を振り返り、できていること、たりないところを確認するにはいいタイミングです。
凡事徹底。当たり前のことを当たり前に。
4年生の行動に、大切なことを改めて意識させられました。