拡大図と縮図 6年生 算数科
2025年8月25日 12時00分6年生の算数科は、「拡大図と縮図」の学習に入りました。
今日の2校時、2組の教室では、5つの台形を比べ、大きさは違っても、「同じ形」に見えるものにはどんなきまり(性質)があるか調べて説明する学習に取り組んでいました。
子どもたちは、これまでの学習経験を思いだしながら、担任の先生から配付された、透明シートに印刷された台形をワークシートの図に重ね合わせ、「同じ形」の根拠を見つけていました。
「(もとの図形)アとイは、角の大きさが、全部おんなじだね。」
「ここの辺の長さは、2倍になっているよ。」
「こっちの辺も2倍だね。」
「辺の長さは、比例してるんじゃない?」
「角の大きさが、もとの図形と同じところと違うところがある。」
「そうそう。高さは同じだけど、上底と下底の長さが、それぞれ2倍になっているよね。」などなど
自分の考えを図や言葉を使って説明したり、周りの子と一緒に確認したりながら、根拠としたことの吟味をしたり、聞き手によりよく・正確に伝えるための言葉を探し出したりしていました。
その結果、大きさが違っても、同じ形に見えるものは、「対応する角の大きさがそれぞれ等しく、対応する辺の長さの比がすべて等しくなっている。」というまとめを導き出すことができました。
その後、新しい用語として、そのように大きくした図を(拡大図)小さくした図を(縮図)ということの説明が、担任の先生からなされました。
目的をもって話し合う活動を通し、友だちと自分の考えを比較しながら、「過不足なく」「正しく」言語化する力を、日々の授業の中で鍛えています。