1年生の国語科は現在、「なにに みえるかな」の学習をしています。
校庭に落ちていた葉っぱや木の実などでいろいろな形を作り、画用紙に貼り付けて絵にします。
それをタブレットで写真にパチリ。
写真をお友だちに見せながら、何に見えるか、伝える学習です。
今日10月24日(木)の1・2校時、1年1組の教室では、教師のモデルを基にしたり、教科書の例文を参考にしたりしながら、「反応を返す」や「質問する」という、相手の発言を受けて楽しく話をつなぐこつを見付け、3人組で役割を交代しながらこつを使って話す練習していきました。
相手にどう話せば伝わるか、手元の資料をどう生かすかを考えて伝えていきます。
また、話を聞く側の子どもたちは、相槌をうったり、相手の話を受け止めたり、質問したり・・・
「ぼくは、これが、たぬきにみえます。」
「なるほど。わたしにもそうみえます。」
「どこが、目ですか?」
「ここのドングリが、目です。」・・・といった具合。
やさしい気持ちで聞くこと・話すこと、これからも意識していきましょうね。
低学年では、話がつながることの楽しさやよさを実感できるようにすることを大切に、日々指導に当たっています。
3年2組の算数科は、「円と球」の単元に入りました。
今日10月22日(火)の2校時は、その1時間目。
どうすれば「的あて」が公平にできるか、考えました。
授業のはじめ、的に向かって、子どもたちが一列に並んでいるイラストが提示されました。
「横一列じゃ、端っこの人が遠いよ。」
「的に向かって正面のほうが、有利じゃん。」
「的までの距離が一番近いのは真ん中だから、真ん中が得しちゃう。」
じゃあ、どうすればみんなが公平に「的あて」ができる?
担任の先生の問いかけに、さっそく、子どもたちはグループになって、どうすればみんなが公平に的あてができるか、図にかいたり、言葉で説明しあったり・・・。
グループで話し合った内容はノートに書いて、それをタブレットで写真に撮ります。
その画像は、各自のタブレットに転送され、全体で話し合う時は、それを見あいながら、お友だちの説明を聴きあいます。
「端っこの人が、的の横の方に移動しすればいい。」
「的からの距離をみんな同じにするといい。」
「テープなどで丸く印をつけて、その真ん中に的を置けばいい。」などなど
図で表した自分たちの考えを、何とか他のグループの人たちにわかってもらおうと、頑張って説明する3年生。
そうやって、言葉を紡ぎだして、繋げて説明しようとする姿勢、いいね!
また、注目してほしい箇所をタッチペンを使って強調(色付け)しながら説明するなど、タブレット使った説明の仕方も上手でした。
残念ながらこの時間は、時間が足りず、全グループが発表することはできませんでした。でも、「中心の的から同じ距離に並んで丸くなれば、みんなが公平に的あてができるそうだ」ということは、全員が分かっている様子。
次の時間の学習で、「1点から等距離にある点の集合が『円』である」という学びにつながっていくことでしょう。

4年生の国語科は現在、「くらしの中の和と洋」の学習をしています。
この単元では、教材文を読んで、目的に合わせた「要約」の仕方を学びます。
今日10月22日(火)の2校時、1組の教室では、「要約」というものの意味と文章を要約する時のポイントを学んでいました。
・目的に合った大事な言葉を抜き出し、つないでいくこと。
・必要に応じて、自分の言葉やわかりやすい言葉に書き換えたり、言葉を補ったりすること。
言葉でわかっていても、それができるかどうかは別問題。
「大事な言葉ってどれ?」
「大事な言葉をいくつ選び出せばいいの?」
「選んだ言葉はどうやって繋げたらいいの?」
授業では、教材文のある段落を音読し、「大事だと思う言葉はどれか」「難しい言葉を置き換えるとするとどんな言葉になるのか」「どんなつなぎ方をすればいいのか」など、先生と一緒に考えながら要約にチャレンジしていました。
次の時間は、教科書にあるモデル文を参考にしながら、和室と洋室のよさや違いをとらえて、自分なりに要約に挑戦します。
出来上がったら、お友だちが書いた要約文と読み比べてみましょう。
「あっ、題名と関係のある言葉だ。」とか、「繰り返し出てくる言葉があるぞ。」とか、「ここは具体的すぎるから違う」など、友だちと学び合うことで、大切な文や言葉の選び方、選ぶ観点について、気付けるようになることでしょう。
要約は、国語の時間だけではなく、いろんな教科で、いろんな生活の場面で使うもの。
しっかり「できる」ように、がんばってね。
