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2年次教員フォローアップ研修

 2年次教員フォローアップ研修 教科等指導研修が行われました。国語科・算数科の授業づくりに関する講義の後、事前に準備していただいた指導案を基に模擬授業を行い、授業づくりについて協議しました。

 採用から1年が経ち、思いも新たに、さらなる授業の改善に向けて研修を深めることができたようです。

【研修者の感想より】

 ◇2年目になり、自ら学ぶ場に行かなければ、成長することはできない。職員室で声を出せば先生方が助けてくださり、一緒に考えてくださるという環境が当たり前ではないと改めて感じました。指導・助言いただけることに感謝し、素直な心で、丁寧に物事を行っていこうと思います。さらに自分から動いて教師としての資質・能力を高めていけるよう努めていきます。

 ◇3人の低学年の先生の模擬授業を教師として指導技術、ねらいに迫る手立ての視点で見ることによって、自分に足りなかったことや自分ができていないことなどを知ることができました。今回算数を選択し、単元の数学的な見方・考え方はどこなのかを考え、授業を作る大切さがわかり、これまでもやもやしたところが改善されたり、新たな発見をすることができました。

 ◇模擬授業を通して、児童にとってわかりやすい、見やすいワークシート・板書についてとても勉強になりました。説明が長くなりすぎてしまうことが多いので、もっと児童から引き出せるようにしたいです。実際に児童役として模擬授業を受け、児童の立場になって考えることで、難しさに気づくことができました。日々の教材研究でも、子どもの視点で考えることが大切だと実感できました。

 ◇2年目になり、授業を見ていただく経験がぐっと減りました。今日の研修で、模擬授業を他の先生方に見ていただき、とても勉強になりました。自分の直すべきところ、改善できるところを客観的に教えてもらい、明日からの実践にすぐに生かしたいと思いました。また、いただいた指導助言からも、国語の授業で大切なこと、実践例を学び、あっという間の時間でした。

 ◇教師になる夢を叶え、学校の先生として子どもたちの前に立ち、授業や日々の指導をすること、学校での仕事をすることは思っていたよりも大変なことが多く、まさに山に登ったら、息が切れてきたということを実感する毎日でした。大変なことが多くある毎日ではありますが、子どもたちの成長にかかわることができる楽しさや、わくわくした気持ちもあります。これからも、授業を研究していき、充実した日々を過ごしていきたいです。