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鉛筆 授業を創るということ【ふくしま教師塾】

令和元年度ふくしま教師塾「第2回授業研究会」が行われています。

 ◇いっしょに暮らしている教師ですから、さまざまあることに驚かない目で子どもたちをじっと見ていますと、ほんとうにひとりひとり、個人個人別の人であることがいまさらのように思われます。能力の育つ機会のとらえ方なども詳しくわかってきます。そういうふうに子どもをこまかく観察するというのでしょうか、こまかい気持ちの動きをよく捉えるということが、平凡ですけれどもまず第一です。授業といえば教えることに夢中になるのは当然ですけれども、自分の教えていることの反応といいますか、そういうことを細かくとらえることを授業と並んで仕事にしないと、なかなかとらえられないと思います。( 「大村はまの国語教室2」から)

◇教室には、非常に引き締まった気分を作る工夫をしないといけないと思っています。引き締まっているということ、固いのでも怖いのでもないのですけれども、きりっと引き締まっている、そういう気分をつくりたいと思いました。(大村はま著「教室を生き生きと1」から)