道徳科授業力向上講座
道徳科授業力向上講座「『深い学び』のある道徳科の授業づくり」
5月27日に秋田公立美術大学 副学長の毛内嘉威氏をお招きして、道徳科授業力向上講座を行いました。講演では、たくさんの教材に触れながら、中心発問について考える演習も取り入れていただきました。演習を通して「教師が指導の明確な意図をもつこと」が子どもの深い学びにつながることを再確認することができました。演習でお互いの考えを交流したり、毛内先生に多くの発問例を紹介していただいたりしたことで、参加された先生方の授業づくりに対する意欲が高まりました。
参加者の感想
◇教材とじっくり向き合い、子ども達が生き生きと考えを伝え合い、深めることができるような中心発問を設定し、授業構想を工夫したいと思います。毛内先生の話をうかがって、授業に対して前向きな気持ちになりました。
◇何を理解させ、何を考えさせるのかを明確にすることの大切さを改めて考えることができ、とても充実した時間となりました。同じ教材であっても、ねらいとする内容項目を何にするかで、考えさせることが全く別のことになるので、教師が指導の明確な意図をもつことが大切だと思いました。
◇演習を通して、ねらいを明確にもって教材研究や授業をすることの大切さを実感することができました。教材文に引っ張られてしまうのではなく、まずはねらいを明確にして、子どもが45分間、そしてその後も考え続けることができる発問を練りたいです。あっという間の充実した2時間でした。