感覚・知覚・運動【幼稚園保育実践講座②】
平成30年10月24日(水)、福島大学人間発達文化学類准教授 高橋純一氏を講師にお迎えして、「平成30年度幼稚園保育実践講座②」を開催しました。演題「特別な支援を要する幼児への支援」のもと、感覚・知覚・運動からみた事例の分析を通して、発達に課題を抱える子どもにどのような支援を行っていくことが大切であるかを学びました。
〔研修者の声〕
◇担任している子の中に、どのように支援するとよいか毎日職員で考え、いろいろ試しながら関わっている子がおり、その子のことを考えながらお話を聞きました。私の今までの支援は、その時々に考える対処療法になっていたかもしれないと反省しました。今日学んだ、感覚・知覚・運動の視点で子どもの姿を読み取っていきたいです。
◇講義の中で「できることが」が先行すれば、「できないこと」に取り組む意欲が上昇するという話があったので、子供の得意なことを見つけ成功体験を積み重ねさせ、自信につなげていきたいと考える。そして、苦手なことにも挑戦できるような子供に育てたい。
◇子どもがどのような感覚を使い、どこに困難を生じているのかを考えることの大切さを学びました。また、視覚と運動の協応に関しては、日常生活の中にたくさん事例があると感じました。子どもの行動を捉えた上で、感覚を視点に分析していく方法が勉強になりました。