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鉛筆 一歩前進【ふくしま教師塾】

令和元年度 ふくしま教師塾「第2回授業研究会」が始まりました。

 

◇研究する、研修するということには、私たちがそうした力をみがくということだけでなく、もう一つ、たいせつな意味があります。それは、私たちが子どもたちと同じ天地にいるためのくふうの一つでもあります。研修はつらいし、やってもやっても急には効果が上がらないし、わかったような、わからないような、・・・さまざまな苦労があります。そしてまた、少しの喜びのあるものです。・・・自分を見つめたり、自分の至らないところを伸ばそうとしたり、それから高いものに憧れたり、一歩でも前進しようとしたりするということ、それはそのまま少年という育ち盛りの人たちのもった自然の姿なのです。子どもというのは、身のほども忘れて、伸びようとしたり、伸びたいと思っている人間です。・・・その子どもたちと同じ気持ちになることが、まず大事でしょう。(大村はま『教えるということ』から抜粋)