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鉛筆 深い学び【教育課題講座①】

 7月10日(火)、國學院大學人間開発学部初等教育学科教授(文部科学省視学委員)の田村学先生をお迎えして教育課題講座①~確かな学力の育成~を開催しました。様々な教科における「主体的・対話的で深い学び」を実現している児童・生徒の具体的な姿を通して、大変分かりやすく『深い学び』についてご講話いただきました。80名の研修者は、2時間みっちり “授業改善” と “カリキュラム・マネージメント” について《熟考》し、子どもの知識が《駆動》する授業を構築していきたいと決意を新たにしました。

〔研修者の声〕

◇今まで何度も唱えてきた「主体的・対話的で深い学び」…でも、どこか抽象的で理解もあいまいだった。今回のお話を聞くことで、「深い学び」に対する具体的なイメージをもつことができた。個人での授業力アップをはかることの重要さはもちろん、チームとしての向上もこれからの教育現場には必要だと感じた。

◇たいへん分かりやすく、親しみやすい田村先生の語りで本当に勉強になりました。新学習指導要領を煙たがっていた自分が、これまでの実践を見つめ直し、少しは変えていけるのではないかと思えてきました。生徒の表情をもとにしたお話がとてもよかったです。本物のプロは違うなあ…と思いました。

◇「主体的・対話的で深い学び」について具体的に理解することができた。教師の一方的な授業では、生徒たちに学力をつけることができないと感じた。“つなぐ・つながる・つなげる” は、教師間にも当てはまると思った。教科間でも、もっとつなげていかなければ、と思った。

◇「主体的・対話的で深い学び」についての理解が、まさに「深まった」ように思います。そして、教師としての責任の重さも痛感しました。私たちが子どもにどう向き合うか、日々の授業にどう取り組むかということが、目前の子どもたちを幸せにも不幸にもしてしまう怖さを改めて感じました。どのような立場になっても真摯に研修を重ね、チームとして教師の授業力を高められるようになりたいと思いました。まずは、すぐに今回の内容を職員に伝達したいと思います。教師を奮い立たせる講義をありがとうございました。