福島市立ふくしま支援学校 学校だより

放射線授業を実施しました


 11月25日、高等部Ⅰコース生徒33名を対象に放射線授業を実施しました。昨年度も除染情報プラザから講師を招き、放射線授業を行いましたが、かなり忘れている生徒も多く、原発事故から約5年という月日の流れを感じました。
 今回の授業ではより具体的に、学校敷地周辺の放射線量を全員で手分けして測定し、大きな「線量マップ」を作りました。その結果、学校敷地や幹線道路沿いは除染が進み、線量は十分に低いことが分かりました。
 雨の降るあいにくの天候でしたが、線量計やタブレット端末なども使い、興味を持ちながら全員で協力して授業に参加することができたと感じています。
 今後も福島県民にとって放射線への懸念から逃れることはできないかもしれませんが、正しい知識を身につけ、より安全に生活できるよう指導したいと思います。