余目小便り

ひらめき 総合は、大事な探究の時間

 総合的な学習の時間は、大事な探究の時間です。教科書がないので、地域の人やもの、ことを題材にして、先生と子供が一緒に、学びを考えていきます。単元を作るのは、労力がいりますが、楽しみでもあります。子供たちと一緒に、地域を題材にして、「課題を作る⇒情報を収集する⇒整理・分析する⇒表現・まとめる」の探究の過程を繰り返していきます。身近な課題を探究するので、自分事となり、学びが楽しくなっていきます。やりたいことや思いや言葉があふれてきます。書きたくなり話したくなり、国語科の力を発揮します。計算したり、表にまとめたり算数科の力も発揮します。出かけていくのに地図を見たり、写真やグラフを見て比較したり社会科の力も発揮します。地域に出かけるので体力も必要ですから、それは体育科の学びがいきます。人とかかわるので、道徳科の力も必要です。

 つまり、総合的な学習の時間は、すべての学習を総合して働かせる時間なので、一番大事なのです。頭をフル回転させて、みんなで納得解を見つけていく時間なので、これからを生きる子供たちに、一番大事な時間です。〇〇の練習や行事等の準備の時間にならないように・・・