昨日の午後に、わざわざ、お越しいただき、「学校のために少しでも役立てれば。」と、雑巾を寄贈していただきました。「本当に数枚ですが。」「孫がお世話になっているので、少しでもできることを。」というお話に、感動いたしました。「子供たち、先生方、保護者、地域の方々で、一緒に余目小学校を創っていきましょう。」と、「みんなの余目小」を掲げていますが、実際に、このように来ていただけることは、ありがたいことです。
さらに、「余目小学校応援団(学校評議員)」の方も、学校を訪ねてくださり「学校で何か困ったことはないですか。」と、保護者の方々の声として寄せられたことで、学校が市に要望していることを聞いてくださいました。地域住民としての立場からも、伝えてくださるということでした。(実際に伝えてきたという報告もいただきました。)余目小学校のことを思い、行動に移してくださる姿に、感謝と感動の気持ちでいっぱいになりました。
今日の朝の時間は、あまるめタイム「縦割り班活動」でした。6年生をリーダーに、遊びます。遊びは、一番の学びです。そのあとは、各学年それぞれの教室で、今日も学びに夢中。時々学校では(時々ではなくだいたい)、次のような言葉や考えが表出されます。「やらない子がいるずるい!」「さぼっていて、いいな。」そうすると、子供同士で、または教師が、「みんな、やってるのだからやりなさい。」「やらないのはずるいから同じことをやりなさい。」と、注意しあい、何としてでもやらせようとします。その子のためを思って、伝え合っているのはいいのですが・・・視点を変えると「真面目にやっている自分たちは割に合わない。うらやましい。」「自分もやりたくないけど我慢してやっているのだから、その子もやるべきだ。」「どうして、その子だけが許されるんだ。」・・・もし、こんな考えだとしたら、違ってきます。真面目にやっているように見えるけれど、実は、学びが楽しくない、学びに夢中になれないから、無理してやっているので、「ずるい。」「あの子もやるべきだ。」「どうして、やらせないんだ。」と・・・学びが楽しくて、学びに夢中になって、「やれば楽しいのにな。」「一緒にやろうよ。」という空気が、今の学校に、求められているような気がします。子供たちだけでなく、特に、教師や保護者などの大人が問い直していきたいことです。
学びは、子供たち自身のもの。「知りたい!」「面白い!」「やってみたい!」という気持ちをもって楽しむものです。「先生に教えてもらう。」「まだ、教えてもらえなかった。」「教え方が上手だった。」「教え方が上手じゃないから。」などという意識では・・・「分かる」「できる」だけを求めるのではなく、「やればやるほど分からない。」といえる学びも必要では・・・これからの世の中を生きていく子供たちに必要な力は・・・問い直しながら、子供たちと学んでいきます。
5年生は、教科書「落ちてきた段ボール」をもとに、「親切」について考え議論しました。役になって体験したり、自分の心を数直線に表したりして、様々な視点から考えました。
4年生は、総合の時間に、「だんごさし」について調べ、実際に作りました。呼びかけに賛同してくださったお父さん2名も、一緒に活動しました。
〒960-0116
福島県福島市宮代字瘤石45番地
TEL.024-553-5068
FAX.024-553-5472