金谷川小学校日誌

小満

5月21日から6月5日ころまでを小満といいます。小満とはあらゆる命が満ちていく時季のことです。梅雨を前に麦は金色の穂を垂らし,田んぼでは,田植えの準備に追われます。さらに,昔は蚕が食べる桑の葉を,十分に与えなければなりません。農作物の生産に携わっては,この時季,「猫の手も借りたい」ほどの忙しさを感じるのでしょう。猫の手を借りられないから,隣の人同士が「結い」(部落のチーム)をつくって作業を協力しあうのでしょう。「困ったときは協力し合う」日本人のよき心を感じるときでもあります。

金谷川小学校の運動会も、もうすぐです。「協力は掛け算」で臨ませたいものです。

初候:蚕起食桑「かいこおきて くわをはむ」
次候:紅花栄「べにはな さく」
末候:麦秋至「むぎのとき いたる」

季節の食材:青梅,シロギス,ソラマメ,まがり竹,らっきょう
季節の生き物(いきいきとして見える生き物):シジュウカラ,スズラン,テントウムシ

第一回全体練習の様子です。