金谷川小学校日誌

今朝の金谷川小学校

12月5日 今朝の様子です。

※布施がき

 最後の写真にあるように、柿を収穫するときにいくつか、冬の小鳥たちのために残してやる「布施がき」は、日本人の自然に感謝する大切な風習です。なんでも根こそぎ自分のものにしてしまう今の時代、先人の知恵に教えられたような気がします。他人への思いやりに通ずるものは、他にもあります。最近流行の「お茶」の席では、釜で湯を沸かします。その釜の位置ですが、夏は客人から遠ざけ、冬は、客人に近い位置におきます。

 学校では、子どもたちに「気づかせる」ことを優先する教育を大切にして、そこから学びの基を作っていくことが多いのですが、2年生で今、本気で取り組んでいる「掛け算九九」の学習は、なんと言っても

(掛け算九九の意味は別として、)暗記していくことが大切であることを先生から教えられます

 「布施がき」や「お茶道具の釜の位置」なども、子どもに自然に「気づかせる」ことは困難です。こういうことは、知っている大人が教えていかなければ...