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大震災からの教訓を

 昨日の思いがけない降雪には驚きましたが、積雪までには至らず、ほっとしています。でも、凍結の恐れはまだまだありそうですので、朝晩は気を付けていきましょう。

 さて、今日の朝の会は「東日本大震災の教訓の継承する会」として、校長から当時の話をしました。

 黙とうのあと、子供たちは震災の記録のDVDを見て、当時の地震や津波の様子を感じました。

 そして、子どもたちには考えていてほしいことを2つ話しました。

 震災当時、一人だけで避難所に行くことができた幼稚園児がいました。あなたはできますか。いつも友達の様子を見ながら行動していませんか?

 津波から避難するために、1年生から6年生が足並みをそろえて山に向かい、全員が助かった学校がありました。友達の動きから遅れることはありませんか?

 

 正しい判断ができないと、みんなの大切な命が失われてしまうことになります。なくなった方々に祈りを捧げながら、私たちはその人たちの分まで生きていきましょう。

 その後の1校時は、各学級で震災に関する道徳の授業を行いました。

 子どもたちは当時の記憶はありませんので、昨年2月の地震のイメージのほうが強いようです。でも、家の人が震災についてこんなことがあった。こんな経験をした。と言っていたよとも話していて、家でも貴重な体験談を聞かせてもらっているのだなあと思いました。

 今週末には震災から11年。「大切な命は自分で守る」という教訓をこれからも伝えていきます。それでは、また明日。