福島第四中学校日誌

心を育むもの

一方、生徒諸君の心も、大きく、広く、深く、豊かなものにしていかなければなりません。
また、心の健康も、保っていかなくてはなりません。
そのためのすべてができるわけではありませんが、もともと生徒の心の中にある美しい心を伸ばし育てていくのが、道徳です。道徳の授業をやったから、すぐに生徒がよくなるというものではありません。今すぐ、問題を解決するためにやるものではないからです。いわば、大地を耕し、種をまくようなものです。
生徒の心に植えられた種が育ち、大きな木となって生徒自身や周りの人々を支えていくものに育つのには、長い時間がかかります。種はそのままでは成長しません。水や栄養も必要です。
生徒の成長の支えとなることを祈って、今日も道徳の授業が行われています。

生徒たちが真剣に考えている様子が見て取れます。