福島第四中学校日誌

私がします!

もうひとつ、すばらしい生徒の話を。
今日の清掃の時間、教頭先生が被服室からマネキンを二つ、ふらふらしながら職員玄関まで運んでいました。そこに後ろから走りよった二年生の女子生徒が、「お手伝いします!」と言ってくれました。いかに教頭先生が力持ちとはいえ、不安定なマネキンを片手に一つずつ持つのは大変でしたから、「とてもありがたかった。少し感動の涙が出た。」と言っていました。彼女は職員玄関まで運び終わると、教頭先生から感謝の言葉をかけられましたが、当然のことをしたまで、ととても謙虚な態度であったといいます。
これが、四中の誇るべき生徒です。先に紹介した男子生徒のことと合わせて、人が困っているときにさっと手を差し伸べられる生徒がいることを、大変誇りに思います。
明日は、かしのは教育講演会並びに創立70周年記念式典。70年の重みは、こんなすばらしい生徒に受け継がれ、さらに発展していくことでしょう。