福島第四中学校日誌

困難に耐える力の源

福島四中では「無言清掃」「無言整列」「無言入退場」に取り組んでいます。
「無言清掃」とは、たんにおしゃべりしないだけでなく、指示や相談もないということです。
生徒の皆さんは、自分から何をするか、次はどうするか、どのようにすればよいかを、自分自身で考えて実行に移します。おしゃべりしたい気持ちに耐えます。掃除に集中します。
「無言整列」「無言入退場」もそうです。集中力を高めます。そして、お話をしたいという欲望を我慢します。
これらによって、どんな力がつくのでしょう。それは、
つらいとき、悲しいとき、困ったとき、つらさ、悲しさ、困難に耐え、自分で道を切り開く力となって現れます。3年生は受験勉強に黙々と取り組み、その力を発揮しています。2年生・1年生は、あるいは部活動の場面で投げ出しそうになる自分の弱さに打ち克ち、あるいは作品制作の場面でいい加減になりそうになる自分の怠け心に打ち克っているのです。だからこそ、福島四中の生徒はいろいろな場面で活躍できるのです。
これからもずっと、福島四中の伝統として、守り続けていってほしいもののひとつです。



写真は無言整列、無言入場の様子です。