福島第四中学校日誌

美しい花を咲かせるためには

校舎前の花壇は、一部が8・9組さんの畑として作物が植えられていますが、ほとんどは四季それぞれの美しい花を咲かせています。花は自然に生えてくるのでしょうか。花壇はほおっておいたら、いつの間にかお花畑になるのでしょうか。
技能主査さんが、忙しい仕事の合間をぬって、雑草を抜き、耕し、肥料をやって、種から苗を育て、植えて、手入れをし、時には休みの日に来て水をやり、大雨の日には水路を切り……。
本当にたくさんの手間がかかっています。そのおかげで、私たちはきれいな花を楽しむことができます。学校の花壇だから、きちんとしていて当然だと思う人もいるかもしれません。しかし、人の手が入って、そしてそこに心をこめて初めて、花は咲くのです。
何もしなければ何もおきません。誰かがやってくれるのを待っていたら、何もおきないまま終わってしまうかもしれません。
あなたにできることは何ですか?自分のために、みんなのために、あなたができることは、何ですか?そんな大切なことを、花壇に苗を植える技能主査さんの背中に教えてもらいました。