幼稚園ブログ

お誕生日の大切な2つのこと

昨年度の最後のお誕生会で、お子さんたちに園長が次のような話をしました。

 皆さんは、自分のお誕生日はどうしていますか?

 ケーキを買ってもらって、「お誕生日、おめでとう」と家族からお祝いしてもらうのかな。

 もちろん、誕生日をお祝いすることはとても大切なことです。でも、誕生日にはもうひとつ大切なことがあるのです。実は、子どもを産むことはとても大変なことなのです。お母さんは、それこそ命がけで子どもを産むのだということを、園長先生は、大人になって知りました。

 「元気に生まれてほしい」と心から願いながら、お腹の痛みや苦しみに耐えながら子どもを産むのです。

 誕生日は、「自分が生まれた日」というだけでなく、「お母さんが命がけで自分を産んでくれた日」でもあるのです。

 ですから、誕生日は、自分が生まれてきたことをお祝いするのと同時に、自分を元気に産んでくれたことに、ありがとうの気持ちをもつ日でもあるのです。

 皆さんも、自分の誕生日には、みんなからお祝いしてもらうだけでなく、自分を元気に産んでくれたことにありがとうの気持ちをもってほしいなと思います。

 「ぼくを、私を、産んでくれてありがとう。」と言葉にできたら、とても素敵ですね。

 7月7日に七夕お誕生会を行いました。その中で、昨年度の話をしましたら、さすが年長組さんです。園長の話を覚えていてくれました。

 お誕生日の大切な2つのこと。年長組さんも、年少組さんも、それぞれに感じ取ってくれたようです。