福島市立森合幼稚園
福島市立森合幼稚園
森合幼稚園では、年長のひまわり組は先週から、年少のちゅうりっぷ組は今週からお弁当が始まり、ようやく通常の保育となりました。保育時間が長くなったことに加え、連日の暑さもあり、子どもたちはちょっとお疲れ気味な様子も見られますが、戸外で遊べる楽しさを感じながら、きれいな青空のもと、笑顔で友達とのかかわりを楽しんでいます。
年少・年長のかかわりは、感染予防のため、一斉で時間をとることは難しいのですが、園生活の様々な場面で、お互いにその存在を意識し合う姿が見られるようになり、ジャングルジムを登る年少さんを応援しながら見守ったり、虫捕り網の使い方を教えてあげたりする年長さんの姿など、自然なかかわりが増えてきました。
また、先日はこんな出来事がありました。年少さんが、保育室で「キビタン体操」を踊っていると、一斉活動のために園庭に出てきた年長さんが、その音楽に気づき、担任の先生も踊り始め、いつの間にか、全園児での「キビタン体操」に!その姿に気づいた年少の担任の先生が、子どもたちに「窓の方を見ごらん!」と声をかけ、一緒に踊っている年長さんの顔を見て、さらにニコニコの笑顔で踊る年少さんでした。テラス越しでしっかりとソーシャルディスタンスを保ちつつも、心の距離はグッと近づいたようで、森合幼稚園が一つになったのを感じた瞬間でもありました。そして、何よりもこのような瞬間を作り出す先生方の柔軟な対応が素晴らしいなと感じています。
年少さんも行動範囲や視野が広がり、泥団子作りや虫捕り、縄跳び遊びなど友達や年長さんの遊びを真似てみる姿も見られ、それぞれの遊びが充実してきています。けがや暑さ対策、そして感染予防に配慮しながら、今後も森合幼稚園の合言葉どおり「あかるく・のびのび・たのしく」活動していきたいと思います。
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