佐原小学校日誌

吹越

2025年1月31日 16時30分

昨晩の風が雪を運んできました。風に吹かれて舞い散る雪を吹越(ふっこし)と呼ぶ地方があります。

でも、佐原は朝、学校に来ると、青空が広がっていて少し驚きました。学校の周りはきれいに除雪されていて、感謝の気持ちが溢れてきます。

週末のお昼は、鼓笛の練習に励む子どもたちです。

風の音、吹き飛ぶ雪を外にリズムよく楽器を鳴らしていました。

水沢腹堅

2025年1月24日 11時00分

暦は、明日から水沢腹堅(さわみずこおりつめる)厳冬期となる大寒、沢や滝の水も凍る頃との意味ですが、明日も寒くはないようです。周辺の残雪も消えてきました。

さて、2校時5・6年生は国語科に取り組んでいました。6年生は「宇宙や地球の未来について話し合おう 宇宙への思い」5年生は「『弱いロボット』だからできること」

この学習の後にも、教科書を超えた難しいテーマの本や自分の知らないことについて書かれた文章を読んで、考えを広げたり深めたりと、セルフアップデートができるように学んでほしいと思いました。


教室のすぐ隣にはセルフアップデートができる場所が広がっていますよ・・・

暁雲

2025年1月23日 15時00分

音楽の根源を人の心に求められると記した中国古典「礼記」(楽記篇)があります。そこには、

人の心が外物に触れて動くと声が出る。さまざまな声が対応して変化を生み、その変化が文をなしたもの、これを「音」という。そして、音が組み合わさって誕生した曲に合わせ、器物を手に舞うことが「楽」

だから表出された「音」や「楽」は、それを生み出した人の心がわかるのです・・・とあります。


楽記篇の言葉は奥深くて、まだ十分理解はできません。でも、音楽が人の心を動かしたり、音楽で心が動かされたりすることは分かります。
5校時は、子供たちのふるさとのうた声で心が動きました。

 

曙雲(しょうん)

暁の雲が美しい朝でした。日が昇る時刻が少しずつ早まっていることを感じます。

成於楽

2025年1月22日 13時10分

朝の登校時間、山にかかる薄い雲しかない晴れ渡る青空が広がっていました。冬の晴天を指す言葉には、冬麗(ふゆうらら)小春日和、冬晴、寒晴・・・とありました。

今日も短時間ですが、新たな鼓笛隊の練習をしています。

『子曰、興於詩、立於礼、成於楽
孔子曰く、詩によって自らの感情を発揚し、礼によって自己を確立し、音楽によって調和を得て人は成る・・・でしょうか。

弟待つ雪

2025年1月21日 12時45分

弟待つ雪(おとまつゆき)

今週は気温が上がる予報です。先週の雪はだいぶとけましたが、日の当たらないところはまだ残っています。
次に降る雪までとけずに待つのでしょうか・・・そんな雪を「弟待つ雪(おとまつゆき)」と言うそうです。後ろからやってくる弟を待つ兄の様子を雪に重ねているのでしょうね。ほほえましくなる言葉です。

さて、2年生から6年生まで一緒に、合唱の練習が始まりました。
創立150周年記念式典で披露する歌です。
大きい子を追いかけるように小さい子もすてきな歌声を出していました。

写真掲載について

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