たしざん 1年生 算数科
2025年10月23日 13時00分1年生の算数科は現在、「たしざん」(1位数どうしの繰り上がりのあるたし算)の学習をしています。「9+4」や「4+7」といったたし算です。
今日の2校時、1組は「8+3」の計算の仕方について考えました。
ただ単に足し算して、答えを出して終わるのではなく、10のまとまりを作ることに着目して計算の仕方を考え、説明することがねらいです。
前の時間に学習した「9+4」のやり方がしっかり定着している子どもたちは、「10 のまとまりをつくればいい。」との見通しをもとに、さくらんぼ計算式で表したり、ブロックや手指をつかったりしながら考えました。
なかには、計算の説明を声に出しながら計算する子も。言葉と結びつけ、順序立てて計算できるなんて素晴らしい。
自分なりに解決できたところで、次はお隣さんと比べっこ。
「ぼくは、8を2と1に分けて10のまとまりにしたよ。」
「同じだね。」
「わたしは、こっち(3)のブロックを2こと1こに分けて、2と8を一緒にして10をつくったよ。」
「ぼくは、前の時間と同じように、3をさくらんぼを書いて、2と1に分けて、この2と8で、10をつくったよ。」
全体での話し合いでは、順序よく計算方法を説明することはもちろん、お友だちの発表をしっかり聞いて、お友だちの考えの続きが言えたり、同じやり方でも自分の言葉で説明できたりする子がたくさんいてびっくり。
成長を感じました。
足す数と足される数を区別しながら算数ブロックを並べるところ、お話をする人の方をしっかり見て聞くところ、書くスピードも上がっていること、定規を使って線を描いているところ等々、これまでの学習の積み重ねを感じました。