6年生の学習発表会の演目は、ビブリオバトルです。
一般的にビブリオバトルとは、参加者が、自分が面白いと思った本を紹介しあい、聞き手はその発表を聞いて、最後に一番読みたくなった本を投票で決めるというもの。
票を一番多く集めた本がチャンプ本と呼ばれます。
6年生はこれまで、国語の時間を中心に、数多くの本(文章)に出会いました。
今回は、その集大成。
「鳥川ビブリオバトル」と題して、学習発表会用にアレンジし、4つのグループに分かれ、様々な方法で自分たちの選んだお気に入りの本を紹介しあいます。
今日11月8日(金)の1校時、体育館に2つのグループが集まって、練習をしていました。
この時間に集まったグループは、どちらも、紹介したい本の一部を「劇」にして紹介するグループでした。
どの場面を劇化するのか。
台本はどうするか。
誰が、どの役を演じるか。
どうすれば、聞いている人をひきつける話しぶりができるのか。
すべて、自分たちが中心となって考え、取り組んでいました。
まさに6年間の集大成ですね。 たいしたもんだ。
この時間は、出来上がった台本を見ながら、立ち位置や動きを確認したり、話しぶりや声の大きさを確かめたり・・・。
そして、発表が終わったら、録画した自分たちの動画を見て、よかったところ、課題を話し合って、目指す姿を共有していました。
いい学び方ですね。
ビブリオバトルを通して子どもたちに付けてほしい力は、「伝える力」です。
伝える力とは、自分の選んだおすすめ本のあらすじや好きなところ、感動したところ、魅力について自分自身の言葉で分かりやすく伝えること。
発表まで、あと1週間あまり。
残された時間を大事に使い、仲間と協力しながら、「伝える力」のブラッシュアップ、がんばってね。期待しています。

今日11月7日(木)、4年生が、校外学習に出かけました。
行先は、「こむこむ館」と「荒川資料室」です。
午前中は「こむこむ館」にでかけ、プラネタリウムを見たり、ワークショップ「バイオリンに触れてみよう」に取り組んだりしました。
プラネタリウムは「月の動きと季節の星」を見ました。
天井いっぱいに広がる満天の星空を見て、「わあ~!」と歓声が上がりました。
ワークショップ「バイオリンに触れてみよう」では、バイオリンの基本的な扱い方を学んだあと、実際に音を出す体験をしました。
「どうやって音をだすの?」
「なんだか難しそう。」
初めて触れる楽器に、はじめは少し緊張気味の子どもたちでしたが、スタッフの方にやさしく教えていただきながらバイオリンの音出しに挑戦。
“葉加瀬太郎”気分が味わえました。
憧れはあるけれど、なかなか触る機会がない・・・ そんな子どもたちにとって、とてもいい機会になりました。
昼食後、午後は、水林自然林の近くにある「荒川資料室」に移動しての学習です。
実際に荒川ぞいを歩き、地蔵原堰堤や霞堤、荒川用水路の取水口などを見学しながら、荒川の治水や利水について、施設の方からお話を聞きました。
1学期に学習した、社会科「水はどこから 水道のしくみ」にも関係する内容があり、学習したことの復習をすることができました。
また、これから学習する「きょう土のはってんにつくす」の学習でも役立ちそうなお話が聞けました。
ふるさとの川「荒川」のよさ・素晴らしさをたっぷりと感じることができましたね。
