鳥川小学校日誌

3年生理科 ソケットなしで明かりをつけよう

2025年1月23日 16時00分

 3年生の理科は現在、「豆電球にあかりをつけよう」の学習をしています。
 今日1月23日(木)の5校時、2組の子どもたちが、「豆電気のソケットなしで明かりをつけるには、どうしたらいいのか?」という課題に取り組んでいました。

 授業のはじめ、担任の先生が箱で回路の一部を隠しながら、ソケットなしで豆電球に明かりをつけて見せます。
 すると子どもたちからは、

「なんで?」
「どうやったの?」
「へぇ。ソケットなくても、明かりがつくんだ!」との声。

 「不思議を確かめたい」「自分も豆電球に明かりをつけてみたい」という思いに火が付いた子どもたち。
 さっそく、予想を立て、先生から「ショートさせないこと」など、実験する上での諸注意を聞いた後、お隣さんと実験開始!

 「乾電池の+極と-極に導線をつなぎ、電気の通り道が1つの輪になっていると、豆電球に明かりがつく」ということは、前の時間に学習済みであったことから、全員が、豆電球の下にある突起の部分に導線をつなぎさえすれば「つくはず」と予想していました。

 ところが・・・
 予想に反し、なかなか明かりはつきません。

「えっ?」
「なんで?」
「どうしてつかないの~?」

 ああでもない、こうでもないと、試行錯誤がつづきます。

 そうこうしているうちに、「あっ!ついた!!」との声。

 徐々に、教室のあちらこちらから、「ついた!」という声が続いてあがり、最後には全員が、点灯させる方法(乾電池の+極と-極に導線をつなぎ、導線のもう一方を豆電球下の突起と豆電球側面の金属部分にそれぞれをつけ、電気の通り道が1つの輪になれば、明かりがつくこと)を発見することができました。

 似たようなつなぎ方なのに、なぜ、片方のつなぎ方は明かりがついて、こっちはつかなかったのか? 

 「豆電球に明かりをつけたい」という思いを持ち、最後まで根気よく実験に取り組んで、子どもたちが発見をする楽しみを味わうことができた授業でした。

 また、実験の結果をタブレットを使って絵図でまとめ、学級全体に説明することも上手にできていました。
 「メタモジ」を使いこなしていることにも感心、感心。たいしたもんだ。

 3年生、いいね。その調子!

                 

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