初任者研修を終了した教諭に対して,初年度に培った基礎的な力を,日々の教育実践に生きる確かな資質や能力へと高めるため,小学校2年次教員フォローアップ研修(教科等指導研修)を6月18日(金)に実施しました。
研修会では,国語科と算数科の本質に迫る授業づくりについて学ぶとともに,代表者による模擬授業から,国語科と算数科の授業改善の視点で課題設定などについて協議を行い研修を深めました。
研修の様子
参加者の感想
◇算数科の講義では、振り返りが重要であり、振り返りを通して子どもたちが学びを深めていることを学びました。
◇国語科の講義では、身に付けさせたい力を明確にして、ゴール設定をすることが大切なのだと感じました。また、最後に子どもの読みが変わるようでないと学習ではないという話にはっとさせられました。
◇模擬授業では、導入部の難しさを感じた。児童に問いを見いださせ、めあてにつなげていくことが大切だと思った。
◇模擬授業を行い、予想外の児童の考えが出てきて戸惑うことがありました。あらかじめ児童の予想される考えを想定したり、導入で子どもが「学びたい!」「考えてみたい」と思える発問や工夫をすることが大切であることを学びました。
◇教員として必要な資質能力と授業づくりについて考え直すことができました。授業改善のために授業後に授業案をもう一度作り直したり、日々の授業でも、問いについて吟味することはとても大切だと改めて考えました。今後も良い授業を目指し、福島市の未来、福島県の未来のために尽力したいです。
5月28日に初任者研修 授業研修①を行いました。
特別活動や道徳科、総合的な学習の時間の要点や指導の実際について、講義や演習を通して理解を深めたり、子どもたちのICT機器活用の状況から、情報モラル教育の大切さについて考えたりしました。オンラインでの開催となりましたが、講義だけでなく研修者の考えも共有することで、授業や学級経営について様々な視点から考えることができた研修となりました。
研修の様子
参加者の感想
◇初任者研修は、対面での講義や初任者と会って情報交換できる貴重な機会なので、オンライン研修は少し残念な気持ちもありましたが、講義だけでなく、演習を通して自分事として具体的に問題を考えることができ、新しい様式でたくさんの学びを吸収することができました。また、初任者の先生方の考えを聞いて共感する部分や新たな発見をし、多様な見方を学ぶことができた充実した研修となりました。
◇特別活動の講義で、学級活動(1)を行う上で、生徒が具体的なイメージを抱くことができ、話し合いたいと思えること、さらに、全員が自分事として考えることができる議題であることが望ましいという話を聞き、他の教科にも通じるものがあると感じました。
◇「道徳の時間は正しいことを言わせる時間ではなく、分かっていても行動できない自分の弱さを見つめる時間」「総合的な学習の時間は、子どもたちにどんな大人になってほしいのか、どんな生き方をしてほしいのか、ということを頭において進める」という言葉が心に残りました。それらを意識し、大切にしながら授業を積み重ねていきたいです。
導入されたタブレット端末や授業支援アプリ(MetaMoJi ClassRoom)、指導者用デジタル教科書をよりよく活用していくために、福島市立小・中・特別支援学校にICT指導員が訪問して研修を実施しています。
5月18日 平石小
5月28日 杉妻小
5月31日 福島二小
6月 1日 金谷川小
6月 4日 矢野目小
6月 9日 森合小
6月14日 庭坂小
6月18日 大鳥中
6月28日 福島四中
小学校7校、中学校2校で実施しました。
研修の様子
参加者の感想
・タブレット研修を受講した翌日に、早速授業の中で授業支援アプリMetaMoJi ClassRoomを使用した。子どもたちは、関心をもって取り組んでいた。
・MetaMoJi ClassRoomを授業で使っている。授業ノートに自分の考えを書いたり、写真を取り込んだり、発表したりと、有効に活用している。
・今後、子どもたちをつなぐツールとしてICTを活用することができるよう、スキルを高めていきたい。
・これまでタブレットをあまり活用していなかったが、今後は積極的に活用していけるようにしていきたいと思った。
・タブレット研修は、すぐに授業に生かせる実践的な内容で、授業支援アプリMetaMoJi ClassRoomを早速活用したいと思った。
児童生徒一人一台端末環境の下,ICT機器活用のスキルアップや有効な活用方法等の共有を図るため,第1回ICT推進員研修会を4月13日(火)に,第2回ICT推進員研修会を5月25日(火)~27日(木)に3班に分けて実施しました。
研修会では,ICT推進員の役割を確認し,iPadの管理(MDMソフト)について学ぶとともに,校内でのICT研修を充実させるために,iPadの操作や授業支援アプリ(MetaMoji)について研修を深めました。
第1回
第2回
導入されたタブレット端末及び授業支援アプリ(MetaMoji ClassRoom)、指導者用デジタル教科書を、授業においてすみやかによりよく活用し教育効果を高めていくために、福島市立小・中・特別支援学校において訪問研修を実施しています。令和3年度は、4月12日よりスタートしました。
4月12日 大森小
4月14日 蓬莱小,下川崎小
4月15日 渡利中
4月16日 吉井田小
4月19日 松川小,荒井小
4月20日 吾妻中,大笹生小
4月21日 飯野中,福島四小
4月22日 福島一中
4月23日 信陵中,飯野小
4月26日 野田小,瀬上小
4月27日 清水中,湯野小
4月28日 信夫中,佐倉小
4月30日 水保小,水原小
5月 6日 野田中
5月 7日 南向台小,中野小
5月10日 平野中,清水小
5月11日 笹谷小
5月12日 三河台小
5月13日 東湯野小
5月14日 福島二中
これまで、小学校21校、中学校10校で実施しました。
研修の様子
参加者の感想
・MetaMoji ClassRoomの使用方法について、詳しく知ることができた。授業の中で、学習に役立てたい。
・MetaMoji ClassRoomについて知らなかった機能を研修する機会となった。実践に即した内容で分かりやすかった。
・タブレットでできることやMetaMoji ClassRoomでできることをしっかりと見極め、授業の中で使いこなせるようにしていきたい。
・MetaMoji ClassRoomの活用方法について知ることができたので、様々な場面で活用してみたい。効果的な活用方法について教員同士で交流していきたい。
・MetaMoji ClassRoomについて、自分が知っている機能を使って活用してきた。グループ学習やモニタリング機能などを使うことで、学習効果を高めることができると思った。
・授業の中で、MetaMoji ClassRoomとデジタル教科書を併せて利用していきたい。
・授業支援アプリを効果的に活用できるように、さらに研修を深めていきたい。