学校日誌

古関裕而と大笹生の関係(6年 古関裕而記念館見学)

 今日は6年生がこむこむ館と古関裕而記念館の見学に出かけました。古関裕而記念館では、係の人から古関の生い立ちから学生時代、音楽家としての活躍するまでの出来事を詳しく教えていただきました。その中で、古関が指導を受けた山田耕筰の母親の実家は元板倉藩士で大笹生にあったということを知りました。間接的ではありますが、不思議な繋がりの縁を感じました。その他にも、古関が作曲するのに使っていた部屋(再現)には楽器はなくピアノなどを使わず作曲していたこと、作曲数が5000曲にもおよぶ古関は「栄冠は君に輝く」を久しぶりに聴いた時に自分の曲だと思わなかったことなども教えていただきました。その後、古関が使っていたハモンドオルガンを見せていただきました。最後にドラマ「エール」のセットを再現した「バンブー」の中で、館長さんが蓄音機で古関の曲のレコードを聞かせてくださいました。電気を使わずゼンマイで回転し、針で拾った音がそのまま響きます。とても柔らかで温かみのある音でした。見学を通して、子どもたちが福島や大笹生に誇りが持てることがまた一つ増えました。