学校日誌

平和の願い

 今朝は霜が降りましたが、青空が澄み渡りとても気持ちのよい朝でした。吾妻山もとてもきれいに見え、もうすぐ雪ウサギがあらわれるのかなあと感じました。

 昨日、職員室でウクライナ侵攻のことが話題になりました。テレビをつけると、瓦礫となった建物、病院に運ばれる子ども、市民が砲撃や銃撃を受ける映像が連日放送されています。きっと、それを見た子どもたちの心には何らかの影響があることでしょう。また、このような映像の意味を子どもたちはどう感じているのでしょう。心配になります。

 そんなことを話していると、学校司書の先生が「ウクライナやロシアの絵本を読んでみよう」のコーナーを図書室に作ってくれました。ウクライナやロシアのお話、戦争について考えさせられる本が展示してあります。特にウクライナのお話「ハリネズミと金貨」には、金貨を拾ったハリネズミがその金貨を使わなくても出会った動物の善意で生活に必要なものを手に入れるお話でした。この絵本にえがかれている「人は助け合いながら生きていくこと」や「ウクライナの子どもたちが安心して本を読める時がくること」の実現を強く願います。