学校日誌

生まれる前の大変な出来事(1年 放射線教育)

 今日は環境再生プラザの方に来ていただき、1年生が東日本大震災や放射線について学びました。

 まず、2011年3月11日の地震や放射線のことを知っているかについてのアンケート結果を確かめました。地震について知っている人は50パーセント、放射線について知っている人は25パーセントです。まだ、1年生は生まれる前の出来事なので知らないのも無理はありません。そこで、今日のこの時間は東日本大震災と放射線のことを学ぶことになりました。はじめに先生が「なにがおきたの?だいしんさい」の紙芝居を行い、子どもたちはとても大きな地震が起きたこと、福島は原子力発電所が爆発してそのあとの生活が大変だったことなどを知りました。特に10mの津波の大きさに驚きを隠せないようでした。

 次に「なにがおきたの? ほうしゃせん」の紙芝居を見て、放射線の広がりや除染等によって安全な環境を取り戻していること等を学びました。その後に環境再生プラザの方から振り返りのクイズを出していただいたり、質問に答えていただいたりして、放射線についての理解を深めました。

 1年生にとっては生まれる前の出来事です。しかし、福島に暮らす私たちにとって学びつないでいかなくてはならない学習でした。