学校日誌

授業研究(5年 保健体育)

 本日は5年生教室で保健体育の授業研究が行われました。「今までの生活経験から日常生活のいろいろなけがを考え、実際に適切な手当の方法を実習しながら手当のポイントをとらえることによって、けがの手当ての方法を理解すること」をテーマとした授業でした。

 子どもたちのアンケート結果から「けがをしてもそのままにしている」という人がいるという実態から「けがをしたときにどのように手当てをしたらよいのだろう。」という課題に取り組みました。まず、様々なけがをした場合にどのように対処していたかをワークシートに書きました。友だちの発表を聞き、「洗う」「すぐに」「冷やす」など、新しい方法に気づいた子もいました。その後、養護教諭が正しい手当の仕方について説明し、実習を行いました。それを通して、「止血は傷口を心臓より上に」「出血多の場合は洗わない」「冷やすのには氷嚢使用」「絆創膏は痛みをやわらげる」など手当の新しいポイントにも気づきました。今日の授業は「子どもたちが考え活動し、理解を深める授業」であったと思います。今日学んだことは使う機会がないほうがいいのですが、いざという時には生かしてほしいと思います。