学校日誌

郷土や地域に学ぶ(3・4年生)

 昨日は中学年で体験学習が行われました。ともに郷土や地域について学ぶ大切な学習でした。

 4年生は福島市土地改良区や県や市の農林担当の方においでいただき、栗本堰を訪ねる小学生勉強会で体験的に学びました。栗本堰は今から約200年前に栗本三左衛門という方が計画立案し、用水路を開削完成したものです。中でも円形分水工は大笹生と笹谷で協力して貴重な水を分けることができるよう先人の知恵が詰まっている施設でもあります。子どもたちは実際に頭首工や分水工を説明を聴きながら観察し、大笹生地区の農業の発展に水が欠かせないことや先人の郷土に対する思いや知恵を感じ取っていました。フィールドワークを終えて、次は学校で水の比較実験をしました。活動を通して、日本の水のすばらしさ、それを汚してはいけないことを学んでいました。

 3年生は飯坂消防署に見学に行きました。消防署のお仕事について説明を聴いた後、実際に消防車や救急車、はしご車などを見せていただきました。消防署に方々が私たちの命や財産を守るために頑張ってくださっていることや私たちは火事を起こさなように気を付けなければならないことを体験を通して学びました。

 3年生も4年生も貴重な体験を通して実感をともなう学びができました。ご協力いただいた方々に心より感謝申し上げます。