学校日誌

教室訪問(3年 音楽)

 今日は3年生の教室を訪問しました。音楽で「せんりつの重なりや音の強さに気をつけてききましょう」の学習を行っていました。鑑賞する曲は、組曲「アルルの女」より「かね(カリヨン)」です。

 はじめにコンサートの開演前の注意のスライドが投影され、コンサート会場のような雰囲気の中で授業が始まりました。「どんな時に流れる音楽かな?」と言って先生が流した曲は、ウェストミンスターの鐘(授業の始めと終わりのチャイム音)でした。どんな音楽なのかドキドキしながら耳を澄ませていた子どもたちは少しリラックスして「授業の終わり。」「休み時間。」など答えました。

 次はいよいよ「かね(カリヨン)」を聴きます。先生が準備したワークシートに沿って視点を持ちながら、繰り返し演奏動画を鑑賞しながら曲の構成や音の強さの変化、楽器の音色、各部分の感じについてイメージを高めていきました。第一にかねの音を演奏しているのはホルンであることをとらえました。第二にかねの音が続いているかどうかを視点として、曲の構成がピザトースト型ではなくサンドイッチ型(ア-イ-ア)であることをとらえました。第3にアとイのふしを比べ、強く演奏されているものや明るく軽やかに演奏されているものはアであることをとらえました。最後に曲の紹介文を乾燥や曲のつくりを視点としてまとめました。アは結婚式をイメージして作られたものだということを知り、授業は終わりました。耳と心を十分に使い、音(音楽)のリーディングスキルを高めた子どもたちです。