昨日は全校集会で表彰及び講話が行われました。
健全育成会長様がおいでになり、はじめに「標語コンクール」の最優秀賞の表彰を行いました。最優秀賞作品をいくつか紹介します。「あいさつで 心が通う 大笹生」「信号機 青でも確認 右左」「鍵かけた? 指さし確認 おまじない」「この努力 未来の自分の 財産に」「地域の目 子どもを守る セキュリティ」
続いて市の総合文化祭に出品した児童の表彰を行いました。表彰された皆さん、おめでとうございました。
講話では、ワールドカップで見事に日本代表がドイツに勝利しましたが、次のようなお話をしました。
勤労感謝の日はどうでしたか 遅い時間でしたが日本代表の試合がありましたね。先生も日本代表サポーターとして応援しました。特にこの背番号5番の選手をおえんしました。誰だか分かるかな。長友選手です。長友選手はワールドカップ4回目の出場です。キーパー以外で4回もワールドカップに出た選手はいなかったそうです。素晴らしい選手なんですね。でも、長友選手は若い頃は期待される選手ではなかったそうです。小学校の時、強いチームに入れませんでした。大学に入る時も、スポーツ選手として入学したのではなかったそうです。体も小さく、足も遅かったのですね。くじけそうなことがたくさんあったけれどそれを乗りこえて素晴らしい選手になりました。
くじけずに乗り切れてのはどうしてでしょう。
周りの励まし、特におばあさんの励ましの手紙があったからだと言われています。今日はそのおばあさんが長友選手をはげますために書いたお手紙をみなさんに紹介します。長いお手紙ですが、大事なところだけ読みます。
成功は人の表面を飾ります。失敗は内面を飾ります。人間の成長のために失敗は用意されています。
わかりましたか?ちょっと難しいですね。みんなに分かる言葉に直します。
成功は自信になる。わかりますか。うまくいったら自分はできるやつだって思いますよね。
次、失敗は成長のチャンスになる。わかるかな。先生の大変を話します。先生になったばっかりの頃、校長先生におまえの道徳はだめだ。と言われました。
これは失敗ですよね。でも、先生は悔しくて道徳の研究をして、何度も校長先生に授業を見てもらいました。何回目かには校長先生は、道徳らしくなってきたぞといってくれました。失敗したことから先生として成長できたなあと思います。
皆さんには 夢や目標にむかってしなやかにチャレンジといつもお話ししています。チャレンジすれば必ず失敗もあります。でも、失敗を怖がらず、再チャレンジすることが自分を強く、たくましくしてくれます。長友選手のおばあさんの手紙はそんなことを教えてくれたのだと思います。
みなさん、自分の夢や目標にむかって失敗を恐れずチャレンジを続けてください。
この後も、日本代表の試合が続きますが、長友選手をはじめ、日本チームの失敗を恐れないチャレンジを期待してお話を終わります。
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