学校日誌

学力向上のために(5年 理科)

 昨日は5学年で理科「ふりこのきまり」の授業研究が行われました。単元の始めの時間でしたので、まずはふりこというものを知るために、「メトロノーム」「振り子時計」「ブランコ」などに触れた経験を想起しました。

 次に実験用ふりこを動かし、何度やっても10往復するのには11秒前後かかることを確かめました。その後、先生から「ゲームをします。10往復する時間を短くするゲームです。どうすればいいでしょう。」の投げかけに、「おもりを増やす。」「角度を上げる。」「糸を短くしたり長くしたりする。」などのつぶやきが聞かれました。

 いよいよゲーム開始です。グループに分かれ、協力しながら往復時間を短くする工夫を試しました。

 ゲーム後の話し合いでは、「糸を短くすると往復時間は短くなり、長くすると時間も長くなる。」「重くするといい。」「いや、軽いほうがいい。」「角度は10~20度ぐらいがいい。」「いや、はっきりしない。」などの意見が出ました。はっきりしてきていることもありますが、対立していることやもやもやしていることもありますので、「ふりこの決まりを見つけよう」という単元全体のめあてを立て、植物の学習で学んだように条件制御をして問題を解決することになりました。ぜひ、ふりこのきまりをみんなで見つけていって欲しいと思います。