学校日誌

ブログ授業参観1 メヌエットのよさをさがそう(3年 音楽)

 今日は3年生の教室を訪問しました。音楽「メヌエットのよさをさがそう」の授業がおこなわれていました。

 まず、スクリーンに緞帳と「大笹生小学校コンサートホールにようこそ」の表示が映し出され、子どもたちはどんな音楽が流れるかドキドキしながら見ていました。はじめに2年生で学習したメヌエット(ベツォルト)が流れ、続いて3年生で学習するメヌエット(ベートーベン)が流れ、子どもたちは口ずさみながら聴いていました。 

 次にメヌエット(ベートーベン)曲の構成をとらえました。「ビザトースト(2部形式)かな。サンドウィッチ(3部形式)かな?」の問いかけに子どもたちは「サンドウィッチ!!」としっかり答えていました。大正解!!

 そして、「メヌエットのよさをさがそう。」と3部構成の前後(ア)、中(イ)の曲想をとらえました。まず、(ア)や(イ)を聴いて感じることを発表しました。(ア)については【やさしい あったかい ゆったり 落ち着いてなめらか きれいな音 気持ちいい】、(イ)については【早い 楽しい 踊りたくなる つられる】等、素直で本質に迫る意見がだされました。続いて、「どうしてそう感じるのか3つの視点(音楽的要素)で聴いてみよう。」と投げかけ、子どもたちは ①速さ ②音の幅 ③音のつながりの視点から繰り返し曲を聴き、自分の考えを持ちました

自分の考えを確かめるために、①速さについては曲に合わせて手拍子をする、②音のはばについては旋律図を重ねたものを見る、③音のつながりについては演奏の様子の動画を見るの3つを行い、(ア)と(イ)の曲想の違いを音楽的要素から納得して確認することができました。

 最後にワークシートに自分の学習を振り返りました。音楽は音が学習の対象ですが、視覚からの情報や動作などを入れることでより一層、音楽の理解が深まるのだなあと感じました。大きな声で元気よくみんなと歌える音楽の授業ができる日が早くくるといいですね。