学校日誌

学力向上のために(授業研究5年)

 昨日は5学年で算数科の授業研究がありました。これまでの学習内容(長方形面積の公式)を活用して、平行四辺形の面積の求め方を考えるのが、今日のテーマでした。

 解決の見通しを立てる話し合いで、子どもたちは「斜めの辺をなんとかしたい。」「斜めの辺を何とかすると長方形になるかもしれない。」と考えました。その見通しをもとにして、タブレットや紙を活用しながら面積を求める方法を一人一人が考えました。中には2つの方法を考えた子どももいました。

 それぞれの解決方法を話し合いの場で確かめると、3つの方法にまとめることができました。3つの方法の共通点について話し合いの焦点を移すと「どれも長方形に直している。」「長方形は公式があるので求めることができる。」「求め方がわかっている形に直せばよい。」ということに気づいていきました。既知を活用して未知を解決するという算数科の見方・考え方に改めて気づいた子どもたちでした。

 この授業のよさを共有して、本校の授業改善を進めてまいります。