学校日誌

授業の様子(5年 理科)

 昨日の5年生の理科の授業の様子です。自由研究への取り組み方の授業が行われていました。夏休みの課題となることが多い自由研究ですが、子どもたちにとって「テーマが見つからない。」「どのようにまとめたらよいかわからない。」等のハードルもあります。そこで、テーマの見つけ方、研究の進め方を具体的にとらえさせ、自分で自由研究を進めることをできるようにする授業でした。

 

 まずはじめに、担任が小学校3・4年で取り組んだ自由研究を子どもたちに見せました。そして、なぜ取り組むようになったか、どのように取り組んだか、取り組む中で問いと追究がどう変わったか、それをどうまとめたか、今ならここはこうするというようなことを子どもたちに話しました。担任の先生の具体的な体験ですので、子どもたちはそれを受け止め、研究の進め方を感じ取っていました。

 次に自分が不思議だと感じていることをノートに書きはじめました。改めて聞かれるとなかなか書けません。そこで担任が・自然から ・理科の授業 ・テレビ ・学校 ・身の回り ・人から聞いて などの視点を示しました。

そうすると 

・海の哺乳類はなぜ長い間もぐっていられるの? ・なぜ雲は白く見えるの? ・どうして鉄はさびるの?

・日本は昔からこんな地形だったの? ・海の水はなぜしょっぱいの? ・動物の体の大きさはなぜ違いがあるの?

・なぜ春夏秋冬があるの?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

など、様々な疑問が出てきました。不思議を見つけようとする目で見ると、身の回りにはたくさんの不思議があるのですね。

 今回の授業で自由研究の進め方、そして一番ハードルが高いテーマの見つけ方を学びました。今年の夏、どんな自由研究に取り組むのかとても楽しみです。